放射線防護工事・X線防護工事・放射線防護建具・放射線防護ドアの蛍光産業株式会社



ケイコー電導床は、発生する静電気が危険な帯電圧によってスパークする前に、床面へ効果的にアースして安全な静電圧「0」の状況をつくりだす電導性床材です。病院における麻酔剤爆発事故の27.4%が静電気のスパークによって起こっています(アメリカでの例)。ケイコー電導性床材は、静電気のスパーク事故をシャットアウトする最も適した電導床で、耐動荷重性、耐摩耗性にも優れています。

規格基準/米国防火協会(N.F.P.A)規格

● 表面90cm間抵抗値 2.5~100×10 4Ω   (5ヶ所以上平均値)
● 表面対地間抵抗値 2.5×10 4Ω以上   (5ヶ所以上平均値)


用途

・病院、医院…手術室、回復室、麻酔剤貯蔵室、麻酔室、分娩室
・工場………粉体および可燃性溶剤を取り扱う工場
・その他……コンピュータ室および半導体取り扱い場所

施工方法

導電性能を確実に発揮させるためには、アース工法により、部屋の端部に設置したアース板まで、床材がとらえた静電気を確実に流す必要があります。必ず継目を接着剤導電エポグレーでジョイントさせ、アース板を壁面付近の床に設置し、このアース板に導電エポグレーを使用してアースリュームを短絡させます。継目処理は専用溶接棒による熱風溶接を行います。

使用上の注意

ワックスは電気抵抗値に影響を与えますので塗布しないでください。
水洗いが可能ですが、水分が乾かないと電導床としての正しい機能が発揮されませんのでご注意ください。
使用器具、シューズなども電導性のあるものを必ずご使用になり、床にアースされていることが必要です。